108年の幸せな孤独 キューバ最後の日本人移民、島津三一郎 中野健太著 KADOKAWA 2017/01/25

108年の幸せな孤独 キューバ最後の日本人移民、島津三一郎 - はてなキーワード

 

戦前のキューバに渡り108歳まで現地で生きた島津三一郎さんの人生をたどり、日系移民の目に映ったキューバ史を活写した快著。戦争、強制収容、革命、キューバ危機、社会主義体制下の保健制度、移民、亡命といった様々なテーマが並ぶ。キューバを語るうえでブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブは必須項目になってきたようだが、彼の国は決して老人の国ではなくむしろ若々しい印象がある。村上龍が一時キューバづいていたけど、どの本を読めばいいのかな?