加藤和彦読本 CDジャーナルムック 2010/10

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『加藤和彦 あの素晴しい音をもう一度』|感想・レビュー - 読書メーター

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安井かずみがいた時代 島崎今日子 2015/03/20 - いもづる読書日記

良い加減に生きる 歌いながら考える深層心理 講談社現代新書 きたやまおさむ 前田重治 2019年05月15日 - いもづる読書日記

加藤和彦読本」には「トノバンのレストラン」や「ワーキングカップル事情」が再録されていて、最近はとんと見かけなくなったので、その陳腐さが確認できて有用だった。加藤和彦は自分自身が作品みたいなところがあって、音楽はそれを飾るアクセサリーのように感じる。周りにいた人間に与える影響は絶大だっただろうな。「加藤和彦 あの素晴しい音をもう一度」所収のインタビューで高橋幸宏は語っている。「トノバンはずっとかっこいいことをやってきた人で(中略)でも、和幸では自分で歌詞を始めていたから、そろそろトノバンのかっこ悪い部分も含めて、本音で詞を書いて、それを一番新しい音で表現すればトノバンらしくて、逆にかっこいいと思ったんです。」(18ページ)だが、それは成り立たなかっただろうな。合掌。